パナ
非常に分かりやすい内容。前作同様に。ただパナの場合はV字回復でも何もない。ただ製品が当たっただけ、それが構造改革の結果でもないし、いつまでも続くとは思わない。未だもってマネシタの異名をもつ最大メーカー(松下電工と合併したから)。SONYががんばらないとおもしろくないですね。
この本を読んで得られたこと。
一言で言えば、「世代交代」と「マーケットの声を聞く」ということにつきますが、そんな言葉では「片づけられない」壮絶な改革が行われたことが分りました。 また、成功の鍵のひとつが、「営業に全責任を負わせたこと」だとは、本当に参考になりました。 suzukiが作ったスクーター「チョイノリ」のように、 マーケットを意識して、まず、価格、性能、販売日を決め手から設計を始めるというこれまでの日本の製造方法とは、逆の手法です。 これまでの日本の製造方法とは、まず、技術があって、製造して、原価があって、価格がありました。 これはなぜかというと、「メーカー側の売りたい意欲」よりも「お客さん側の買いたい意欲」が優勢だったからです。 いまは、逆で、「お客さん側の買いたい意欲」よりも、「メーカー側の売りたい意欲」が優勢となっています。 そのため、作り手側の論理ではなく、マーケット(お客さんの声)側の論理を聞かなければ、売れない時代になったのです。 技術があって作るではなく、買いたい人に合わせて技術を載せていくという新時代に入ったことを、印象づけられました。
企業改革
企業改革に必要なのは、一番厳しい環境で仕事をしていて、将来に不安を感じている中堅社員以下をアサインすることが重要。この本は、そのドキュメント。実際の中から取材されているため、かなり本質に迫っている。企業体質を変えたいと思っている方々には必読です。
PHP研究所
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